2011年2月3日木曜日

Final stage

最終的なチェックを終えて、ついにシングルフィンが完成しました。
フォームの選定から始まって、ほとんど全ての工程に立会い私の思いを形にしていただきました。本当に細かいところまで妥協をしないで何回もやり直した部分もあります。当初の記事を見ていただくと、アウトラインも日ごとに微妙な変化をしているのが判っていただけると思います。
それでも勇一Proは嫌な顔ひとつせずに私のわがままを聞いてくれました。もちろん意見がぶつかった事もありましたし、マスターの最終的な判断を仰いだ部分も数多くあります。
このような関係は、やはり身近なローカル・シェイパーではないと成しえないのではないでしょうか。
サーフィンを楽しむほとんどの人は、私を含めトッププロのように沢山のサーフボードをテストできる訳ではありません。世界中に著名で優れたシェイパーは数多く居ますが、個々の技量やこだわりを具体的な形にしてくれるのは一番身近な存在であると思います。

皆さんの近くにも必ずそんなマスター・シェイパーがいるはずです。同じ海に入り、ホームポイントの波を知りつくしサーフィンのスタイルも把握したうえで、個々の譲れないこだわりを表現してくれる、そんな究極の関係とサーフボードを手に入れてください。デッキ側はフォームそのものの美しさや細かいディティールを表現するために、あえてノーディケールとしました。
ラミネートに関しても、Gear'sの石田さんにかなり細かいお願いを実現していただきました。
いや・・・もう何も言う事はありません。
もう海に入るのが待ちきれません。

しかし・・・
実はもうしばらくこの板でサーフィンはしないのです。
今月開催されるインタースタイルで皆さんに手にとっていただこうと思っています。
インタースタイルの詳細はこの後ご案内します。

しばらく親ばか状態が続きそうですがお許しください。

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