2012年6月30日土曜日

Daniel San

ご無沙汰しております。
最近海にも入っているし新しい取り組みも写真もありますが、どうしても書き込む時間がありませんでした。Blogを続けるのはほんとに難しいと思います。その点Facebookなるものは便利だなと思いますが、やはりここでしか書けないこともあるので続けていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

さて、毎年夏を迎えるこの時期になると、私たちのヒーロであるMark thomsonさんがメールをくれます。今回は、カリフォルニアに移住して大活躍のDanielが帰郷して、一家団欒の様子を伝えてくれました。
Danielはサーフマットのセオリーに反して、空気をぱんぱんに入れるのが好きなようです。そして腕を横に添えたまま滑ります。テイクオフもこのままのスタイルです。
カリフォルニアに移住して、サーフィンもデザインも更に進化したDaniel。世界的なサーファーへの道を確実に歩んでいるように思えます。
この笑顔に早く会いたいです。

2012年6月25日月曜日

Timing

先週の金曜日、台風5号くずれの波は今シーズン1、2を争う良い波だったようです。
残念ながら私は仕事のため人の話を聞くだけでした。
今シーズンは全く波とタイミングが合いません。
そもそも、一般的には平日に仕事をしている方がほとんどを占めている訳で、金曜日が良かったと聞くと土曜日の朝はようやく休みのサーファーが殺到します。


残念ながら、みんなが休みの土日はサイズダウンとなりました。
私は腰痛のためどっちみ海に入れなかったのでまあいいやという感じです。仕方がないので完成したAlaiaにオイルを塗りました。

アユース材はもともと黄色っぽいので予想通りですが、亜麻仁油を塗るとオレンジ色のような色合いになりました。それと今まで全く知らなかったのですが、しばらく外で乾燥していると蟻の大群に占拠さてしまいました。
亜麻仁油は甘いのでしょうか。


2012年6月21日木曜日

Magic

今日は予定通り波は無くなってしまいました。

厳密に言うと無くはないのですが、テンションが上がりません。
今回の台風でさらに地形が崩れてしまったかもしれません・・・

比較的地形の良い場所に移動してAlaiaで1ラウンド。ちょこっとしか乗れませんでした。
まあAlaiaのときはちょこっとなのでOKです。
その後勇一Proと合流し、堤防の向こう側に行くとちょっと良い波だったのですが、一瞬で風が入り終了しました。

夜は仕上がったAlaiaに、久しぶりに焼きペンをしました。相変わらず下手でした。

そして...
Alaiaを持ち上げようとしたとき腰に電気が走りました。爆弾が爆発。しばらく海に入れません。

2012年6月20日水曜日

T4

発生時は良い波をもたらすと期待された台風4号ですが、蓋を開けてみると波は良くならず被害をもたらした最悪の台風となってしまいました。6月でこのような被害を受けたのはあまり記憶にありません。


朝の海は予想通りオンショアが強くサイズも計測不能のクローズアウトです。
サイクリングロードのよしずは一部破壊されていました。

しばらく風が治まらないと思い久しぶりの晴天のチャンスに、仕上がったAlaiaの水研ぎを行いました。

水研ぎをしましたが、桐のように水で濡らしてもばさばさにはなりませんでした。アユースにこの工程は必要無いようです。次の天気の良い日にオイルを塗りたいと思います。

さて、夕方になっても風はおさまりませんが、念のため海をチェックすると・・・


波のサイズは大幅にダウン。潮も上げてブレイクも安定せず今ひとつのコンデションでした。
今夜オフショアに変るとのことで、明日何とか持ちこたえて欲しいです。

夕方は台風一過ならではの夕焼けが見られました。




2012年6月17日日曜日

Firefly

今日は台風のうねりを諦めていたところ、台風ではなさそうですが沖合いの風の影響で少し波がありました。ばらついたまとまりの無い波ですが、日曜日と重なって海は賑わっていました。


予報に反して天気も良くなり充分に楽しむ事ができました。ちなみに自分はフルスーツでちょうど良かったです。海の中はフルスーツと裸!と混在していました。裸は寒いでしょ。

午後はGear'sでAlaiaのサンディング。お借りしたサンダーを上手く扱えずに結局は手磨きになりました。相変わらず電動工具は苦手です。何とか完成したの家に持ち帰って水研ぎをしてオイルを塗ります。

そして帰宅途上に偶然Hagさん一家に遭遇。これから秘密のポイントに蛍を見に行くとのことで私も付いて行くことにしました。

我々の生活圏内にこんな場所があるとは・・・というほど近所でした。
写真には写っていませんが沢山の蛍を手の届きそうなくらい近くで見ることができました。ほんとに癒されました。
Hagさん、ありがとうございました。

2012年6月16日土曜日

Sunset Gun

今日も引き続き波が無いので予定通りGear'sへ。
昨日3年ぶりに手を付けたAlaiaのシェイプです。


昨日お話したとおりこれは桐ではありません。シェイプしてどこまで軽さを感じることができるのか見極めが大事になります。木材の比重そのものが大きい場合は薄くしてしまうと浮力な無くなってしまいます。
とは言ってもシェイプを再開した時点でこのAlaiaはウォールハンガーとすることを決めています。
せめて飾りにするならば一度は波に乗りたいという気持ちで真剣にシェイプしました。
ラフシェイプが終わりました。
細く長く厚く・・・イメージはサンセットガンです。
ウォールハンガーと理解しつつ、ボトムのカーブやレールを掴んだ感じに拘ってしまいます。どうせなら乗れる板を削りたいという気持ちもありますが、次のための練習にもなるので妥協しないで仕上げたいと思います。

2012年6月15日金曜日

Delicious smell

今日も波はありません。台風のうねりは明後日以降でしょうか。

勇一Proはフィンを作成中。今回はおなじみのウッドフィンと違ってグラスファイバーです。

このフィンはボックスに対応させるためいろいろと細工が必要です。


フィンに必ず付いているピンは、ドリルで孔を開けピンをハンマーで打ち込んで行きます。

ボックスに合うように厚さを微調整。
手間と繊細さで凄く大変な作業だと感じたので、それを勇一Proに告げると、思いの他得意中の得意ということで全然苦にならないとのことでした・・・
いやいや、大変な作業です。

最後は表面に樹脂を塗り明日乾燥したらバフ掛けしてピカピカに仕上げます。

さて、私ですが3年間放置した8'00"のAlaiaの作業を再開することにしました。
なぜ3年間も中断したかということですが、Alaiaの原料となる桐の木材が入手困難だった事。そしてこの木材は桐ではなくてアフリカ桐(アユース)を使用していますが、あまりの重さに比重も期待できず作製途上で断念したものです。当時調達に苦労したAlaiaのブランクスをいろいろな素材でトライした結果です。

とはいうものの、このまま放置するのは勿体ないので、せめて形にしようと考えました。
本音は大きい波に乗ってやろうと思っています。

ノーズをさらに絞って、シャープなアウトラインに変更しました。
明日からまた細かい作業が待っています。
シメは本場新島のくさやをいただきました。
めちゃくちゃ美味かったです。ありがとうございました。

2012年6月13日水曜日

Yellowrat







勇一Proがサポートを受けており、私も個人的に大好きなブランドのYellowratの展示会に出かけました。
サーフブランドというカテゴリでは収まりきれないこだわりの数々をオーナーのKioさんから直接聞くことができとても楽しい時間を過ごしました。これからも少しずつコレクションを増やしていけたらと思います。
関係者の皆さんありがとうございました。

2012年6月11日月曜日

Sea bathing

今日も波日記です。
午前中は潮も多く緩いオンショアでぼよぼよでしたが、午後は潮も引いて東よりのうねりで思ったより波がありました。



海水浴にはちょっと早いかな。

2012年6月9日土曜日

Turn back

今日は朝から雨です。関東甲信地方で梅雨入りが発表されました。
午前中腰サイズのばらついたぼよぼよした力の無い波がブレイクしていたので、ちょっと入ってはみたものの全く面白くなかったのですぐに上がりました。
その後外出したのですがちょっと胸騒ぎがしたのでこまめに波情報をチェックしていると、午後になって徐々にコンデションが良くなっているとのこと。

あわてて海に戻ると午前中とは全く別の光景でした。
ばらばらのうねりとは違ってしっかりとしたラインナップになっていました。

写真を撮っている間も惜しかったので急いでウェットに着替えましたが、実際はかなり良いコンデションでした。ちょっとオフショアが強かったですが。

明日は今夜の風次第です。

2012年6月8日金曜日

Nagaia

今日も引き続き波が残りました。陽が高くなるとオンショアが強くなる予報。早く海に入りたいのですがホームは潮が多すぎてなかなかブレイクしません。さてどうするか。

かなり悩んで東に向かいました。なかなか良い波です。
非対称とAlaiaを積んで行きましたがどっちで入ろうと悩んでいたとき・・・久しぶりに再会した池田潤さんがぜひ自分のAlaiaに乗ってみて、と薦めてくれたのでお言葉に甘えてお借りすることにしました。
潤さん曰くちょっと長めなのでNagaiaです。
ピークを外した場所でのんびり待機して、何本か良い波に乗る事ができました。

一旦海から上がると、風が入り潮も少なくなってややだらっとしたコンデションでしたがまだまだ乗れます。ちょっと休憩

右が潤さんのAlaiaです。左の自分のAlaiaと長さはほとんど同じです。お借りするのは2回目ですが実は1回目は上手く乗る事ができませんでした。自分は広めのテールがとても苦手です。当初理由はわかりませんでしたが昨年ようやくこの理由がわかりました。なので今は意識を集中すると広いテールでも乗る事ができるようになりました。
しかし、テールのデザイン以外は良く似てるなーと思い2枚を重ねてみると・・・
「!」
何とノーズからワイデストポイントまでのラインがほとんど同じでした。
テールデザインが全く異なるのでテールにかけてのラインの差はありますが、別の人間が作ったそれぞれオリジナルのアウトラインがここまで一致するのは機能を追及した結果なのでしょうか?
何とも興味深い現象です。

テール幅は7~8cmほど差があります。潤さんのAlaiaはワイデストポイントからやや絞ってテールでまた広がるパラボリックライン。自分のAlaiaはアウトラインが崩れないレベルでぎりぎりまで絞り込んでいます。

そもそも、テールの広さで何が変るのかということですが、自分の苦手な理由はテールが広いとテールが流れやすいのです。特に掘れた位置からのテイクオフがずっと苦手でした。理由が分ったのが恥ずかしながら比較的最近です・・・
自分はサーフィンのスタイルが前傾で前足加重です。Alaiaも無意識のままそのスタイルで乗っていましたが、テールに加重がかかっていないと、フィンの無いAlaiaのテールは不安定になります。そこでテールを細くすると揚力が小さくなり、少ない加重でもテール(レール)が入り易くなります。ちなみに同じ理由で薄い方がテールが食い込みやすいです。
勇一Proや潤さんはクラシックなスタイルの後傾です。(後傾の方が格好いいです!)
後傾の人はテールが流れにくく刺さりにくいです。特にバックサイドは大きな差があります。
テールを広くできるメリットは、揚力が大きいのでテイクオフの滑り出しが早いです。この差はかなり大きいです。
ということで、Alaiaは後傾スタイルが圧倒的に有利でしかもスタイリッシュなのです。
今日はそのことを再認識しました。ありがとうございました。

その後Alaiaから非対称ボードに乗り換えましたが、潮が引きすぎてコンデションは悪化。すぐに上がりホームポイントへ向かいました。

ホームで1時間ほど入りましたが全く良くありませでした。
たくさんサーフィンできて幸せです。

2012年6月7日木曜日

Not a magic


昨日の夕方は今年3本の指に入るコンデションだったとのこと・・・
ずっと待機していた人は最高の時間だったと思います。が、もちろん間に合わなかった人も沢山居ると思います。私も今シーズンは全くタイミングが合いません。
今日ようやく昼前に海に着いたときは・・・オンショアのだらだらの波でした。
それでもいつものマジックまではいかないのかな、と言い聞かせほとんど人の居ないホームで入りました。
こんな波でしたが気が付くと4時間ほど時間が経っていました。決して良かったのではなく、乗れそうで乗れない状態だったということです。

明日も少しできると良いのですが。

2012年6月5日火曜日

8feet ・・・


久しぶりにGearsにお邪魔してきました。

そこにあったのは長さ8フィート、厚さ3cmのアライアブランクス。


天然素材なので、この長さは貴重です。これなら激早テイクオフ間違いなしです。

オーダー分ではないため早いもの勝ちだそうです。



 その後は、茅ヶ崎で行われている「第1回茅ヶ崎映画祭」へ。

上映作品は「Hiratsukanian3」。
  
湘南で一番アライアに乗るのが上手いと噂の高いmo3が、平塚、メキシコ、カリフォルニアを舞台にサーフィンしまくるドキュメンタリームービー。

jcomの取材も入り大盛況でした。こちらはリポーターの方とスナップ写真撮影中。

上映後には映画の中で使用されたkastu Kawaminani Surfboardsのオークションもありました。



明後日には、台風のうねりが入りそうです。

道具の準備をしなくては・・・。