今日は強い南風によって湘南も一機に胸サイズにUP。
夕方は風が北に変るとの予報でサーフィンをするチャンスもあったのですが・・・
持病の腰痛が再発したので大事をとって休養しました。(実際一部のポイントではそこそこのコンデションっだったとのこと。)
海に行けなくてもAlaiaに接していたいと思い、遠藤勇一PROのGEAR'Sへ工場見学にお邪魔することにしました。
勇一PROは今日中に3本のAlaiaを仕上げなければいけないとのことで、フル回転。
お忙しい中すみません・・・
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これは浜松のTOMOさんの6'0"のAlaiaです。コーンケーブを丹念に磨いています。
写真が霞んでいるのは桐の粉塵が舞っているためで、普通のサーフボードのサンディング作業より粉塵が発生するらしいです。とは言っても自然素材。体や環境に無害なのが嬉しいです。
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勇一PROがサンディングのお仕事中、シェイプルームをお借りして、自分自身の6'2"のアウトラインを書きました。・・・がなかなかラインが繫がりません。
何度もやり直して悪戦苦闘していると、見るに見かねた勇一PROが赤ペンであっと言う間に修整してくれました。すごすぎる・・・自分の思い描いたアウトラインが表現できて大満足です。ありがとうございます。
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3本のAlaiaの磨きを終えて、仕上げの儀式でもある焼印の押印作業を見学しました。
焼印は失敗が許されません。炎で熱する温度と押し付けの時間で全てが決まります。
桐のとても清涼感があって香ばしい香りが広がります。
う~ん、一日も早く自分の6'2"にも焼印を入れてもらいたいです。羨ましい・・・
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3本のAlaiaは、それぞれのオーナーさんのリクエストやサーフスタイルによってシェイプが異なっています。
よく見ると、レイルのボリュームやコーンケイブの深さが異なっています。
全部乗ってみたい!
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廊下には無造作に積まれた桐の切れ端がありました。
よく見ると、Alaiaのノーズのラインにカットされた桐材です。
これまでこの工場で何本のAlaiaが削られたのでしょうか。
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仕上げの部屋には綺麗な形のシングルフィンが。
何でも新しいプロジェクトに向けたボードとのことで、勇一PROから秘密だよと釘を射されたのですが、格好良いのでこっそり内緒で写真を載せちゃいます。すみません!
クラシックなアウトラインでセンスの良いカラーリングに仕上がっています。
Alaiaだけではなく、やっぱりサーフボードも欲しいです・・・
明日勇一PROと朝一を約束して別れましたが、果たして・・・