2011年2月27日日曜日

Self Paint

今日は春のような日曜日になりましたが、残念ながら風が強すぎノーサーフ。勇一Proに連絡を取ると、日曜日にもかかわらず出勤されるとのこと。
シングルフィンのボトムに小さなディングができたので、Gear'sにお邪魔することにしました。工場に着くとすでに勇一Proは作業中。先日女性からオーダーされた7'2"のシェイプが完成したので、今日はオーナーご自身でペイントするとのことです。
勇一Proは早速フリーハンドでマスキング。オーナーと細かく打ち合わせをしながら作業を進めていきます。続いてストライプ柄のマスキング。まずは勇一Proが顔料の色と濃度を確認しながら刷毛でペイントしていきます。勇一ProからGOサインが出て、オーナーのAtsukoさんがご自分のボードにペイントしていきます。ニューボードに自分自身でデザインしてペイントできるなんて最高です。見学してたらあまりにも楽しそうなので、がまんできなくなって自分もちょこっとだけ塗らせていただきました。大事なサーフボードなのにすみません・・・ストライプのペイントが終わると、こだわりの星の型をペイント。
はじめてなのに結構上手だな~完成!
とても綺麗にできました。
ハンドペイントの風合いとマスキングのカチッとした兼ね合いが絶妙です。
オーナーのAtsukoさんも大満足。
もちろんこの板ペイントだけではなく、アウトラインも最高に格好良いです。まさに星みっつ~☆☆☆ですね!

Gear'sではオーナーによるシェイプ作業の見学や、ご自身によるペイントをいつでも受け付けているとのことです。やっとの思いでオーダーしたサーフボードに、自分自身でデザインできたら愛着も倍増ですね。興味のある方はぜひ相談してみて下さい。
私も次のボードは刷毛でペイントしてみたいと思います。

2011年2月25日金曜日

First spring storm

今日は関東地方で春一番が吹きました。
気温も一気に上がり4月並の暖かさになりました。街中ではTシャツ姿も見られ空気も春の良い匂いがします。ただ波の方は厳しい状況でした。日没寸前に一瞬風が止まったような気がしましたが、その後また南西の風が吹き始めました。
明日は強めの北風になりそうです。波が残るといいですね。

2011年2月23日水曜日

Round House

8:00
Marie-Proからお誘いのメールを頂きましたが私は爆睡中。
基本的に私は朝はかなり弱いです。メールに気が付いて慌ててホームポントのチェック。9:00
うねりはありますが潮が多すぎてブレイクしていません。
家に戻り天気も良いので洗濯です。10:30
再びホームポイントをチェックすると、う~ん何とかできるくらい。辻堂のNaoki-Proが登場。どうやら辻堂~茅ヶ崎のビーチブレイクではこのあたりが一番良いそうです・・・
その頃、Marie-Proからリーフのポイントがまずまずとのメール。
実はこの間1時間くらい体育座りでぼーっと波を眺めていました。12:00
我に返って車に荷物を詰め込み東のリーフに到着すると、潮が引きすぎて力の無いペラペラの波。遅かったか。ロングのMikiちゃんは上手く乗り継いでインサイドまでメイク。ショートのMarie-Proは力の無い波にやや苦戦。それでもカットバックを繰り返しインサイドまで乗り継いでくるのはさすがです。
う~んう~ん、これからまだ引くしちょっと厳しい。やっぱりホームに戻ろう。
俺のサーフィン今日は終了かも!?(ちなみにリーフのポイントはこの後良くなったそうです・・・)13:00
ホームに戻ると風が入った腹サイズのダンパー。
とにかく入ろう。上げ際に期待して、ウェットスーツに着替えて海に戻ると更に風が強くなっていました。
ほとんどの人が海から上がってきます。さっきまでまあまあだったよ・・・
この言葉何度聞いたことでしょう。
オンショアのダンパーということで、Alaiaはあきらめてシングルフィンをチョイス。潮が上げてくるとともに風が弱くなること信じて辛抱することにしました。

15:00
予想どおり風もおさまり波も切れ目ができてきました。
その時一人のAlaiaライダーを発見。変態系?サーフボードに乗せたら天下一品のTDSKです。
シングルフィンのテストを依頼するため板を交換しました。(本当はAlaiaに乗りたかった?)
真っ赤なAlaiaは先日のインタースタイルでお世話になったHYDROの安藤氏シェイプのものでした。
波も最大胸サイズまでアップ。速い波でしたがAlaiaで数本良い波に乗ることができて気分も一気にストーク!あんちゃんのAlaia最高でした。
ちなみに、TDSKによるシングルフィンのインプレは"これいいっすね~"の連発。一番わかりやすい言葉です。実際フロント・バックサイドともに際どいポジションでのリエントリーをほぼ100%メイクしていました。
優れたライダーに性能が証明されてにんまりです。ただ正直なところ自分もこのくらい乗れたらな・・・とも思いました。17:00
くたくたになって海から上がるとさっきよりやや速めながら良い波がブレイクしていました。もう少し入っていたかったのですが残念ながら電池切れです。
行ったり来たりの長い一日でしたが、結果オーライで楽しい一日でした。
やっぱり波って難しい。
明日はどうでしょうか。

2011年2月22日火曜日

East Swell

大方の予想どおり東よりのうねりが届きました。
湘南のビーチブレイクが苦手とする東のうねりは、やはりワイドで強い風にあおられていましたが、何とかできそう。すぐに着替えてもう一度海に着いた頃にはいきなり波が小さくなっていました。その間15分くらい。
波って難しい。
それでも、シングルフィンとAlaiaで何本か乗ることができました。
今日は風が冷たかったけど、久しぶりの太陽が気持ちよかったです。Hullちゃんもご機嫌。

2011年2月21日月曜日

Turn back

今日も昨日くらいの波があればいいな・・・と思い干潮の時間帯に海をチェックしましたが、膝ぐらいのダンパーの波に強い北東の風が吹き込んでいました。何とかロングボードなら滑れるくらいのコンデションでしたが、とにかく寒かったです。数人頑張ってるサーファーがいましたが見なかった事にして足早に海を離れました。
そしてGear'sへ向かいインタースタイルの出品のためお借りしていたAlaiaのブランクスをお返ししました。定位置に戻った桐のブランクス達。もう少ししたらテイクダウンかな?次のAlaia楽しみですね。
一昨日HagさんからAlaiian Staff-Tをいただきました。シンプルで格好いいです。ご機嫌です。
ふと思ったのですが、Alaiianのフォロワーの皆さんでこのTシャツが欲しい方がいらっしゃったら、皆で募って作るのもいいなと思いました。海でばったり出会ったりしたら最高です。
興味がある方は、コメント欄かブロガー宛までメールをお願いします!
Alaiaに乗ってない方も大歓迎ですよ。皆で着れたら最高ですね。

2011年2月20日日曜日

Sunday surfing

昨日に引き続き今日も少し波がありました。
一日を通して厚い雲に覆われ気温が上がらなかった為か、休日の割には海の中に人が少ないようでした。

私は先週から体調を崩しているので今日もパス。

干潮から上げ潮に向けてコンディションが良くなるのを見越して勇一PROとNaka君がホームポイントに向かったので、少し写真を撮ってきました。

水温は例年比べ暖かい様でNaka君はノーブーツ

きれいにショルダーが張ってくる波は少なく、力の無いマッシーな波かワイドな早い波が多いコンディション。

リラックススタイルでインサイドセクションをクールーズする勇一PRO

たまに来るレフトの波のほうがショルダーが張っていたようです。勇一PROは帽子着用。

勇一PRO & Nakaくん

少し離れた所で波乗りしていた真田君。お手製のアライアは少しづつチューンナップすることで性能も向上してるそうです。

休日のサーフィン。皆さん楽しまれたご様子です。

2011年2月19日土曜日

After the thing

昨日湘南は台風一過のような状況で、今年一番のハードコンデションになったようです。
私は残念ながら仕事のためノーサーフとなりましたが、今日少しの期待を抱いて海をチェックしました。
かなりサイズダウンしましたが何とか少しサーフィンできそうです。海の中を良く見ると数人のAlaianを発見。自作のAlaiaで頑張っている二人です。
以前見かけたときより数段上達していました。素晴らしいです。
Alaiaは頑張れば頑張るだけ形に表れます。海を眺めていてAlaia乗りを見つけるととても嬉しくなりますね。
写真を撮ってるうちに波はどんどん小さくなって行ったので私も急いでウェットに着替え海に飛び込みました。今日はAlaiaではなく、待ちに待ったシングルフィンでサーフィンしました。
シングルフィンのインプレはまた後日ご紹介します。とりあえず速報。最高!
しかし今日は本当に水が温かかったです。このまま春にならないかな・・・

サーフィンの後は、先日のインタースタイルのためにAlaiaをお借りしていた湘南のマスターの皆さんに、お返しを兼ねてHagさんと合流しお礼に伺いました。
まず松本先生のご自宅にお邪魔しましたが、独自に収集された世界中のAlaiaの情報量にびっくり。このBlogでも何度か松本先生による動画をご紹介しましたがとてもデジタルな方です。すごく楽しくて随分と長居してしまいました。ありがとうございました。(また写真撮り忘れた~)次にもっちゃんのお宅にお伺いしました。
何と何と今日新しいAlaiaが完成していました。
スクェアなウィングに深いスロットが入った、懐かしくも新しいデザインです。細く深いスロットは電動工具では届かない手作業によるものです。インタースタイルで見ていただいたもっちゃんオリジナルのディープ6チャンネルと同様に、既に殿堂入り間違いなしの職人技です。
いや~インタースタイルで皆さんに見てもらいたかったです!
でも・・・急がずに納得行くまで仕上げるところが、こだわりのもっちゃんならではと思いました。いやいや素晴らしいです。いつか是非乗らせて下さい。もっちゃんのお宅で美味しいコーヒーをご馳走になった後、すっかり日も暮れた頃に畑Proのサーフショップにお伺いしました。
畑Proの"Free Ride"は街の中にある一味違ったおしゃれなお店です。畑Proご自慢のヴィンテージ・ロングボードを見せていただきました。畑ProとHagさんは昨日一緒に入った大きな波のお話で盛り上がっていましたが私は参加できず・・・残念。
次は是非ご一緒して下さい!今回はありがとうございました。

今回お預かりしていたAlaiaを全てお返しした後、最後に勇一Proに最終報告を兼ねてパイポをお返しして業務終了。やっと肩の荷が下りた気分です。ほっとしました。
あ~!ザビエのAlaiaが大量にあったっけ・・・
せっかくですので興味のある方は是非見に来て下さい。(右側のBloger欄"NAKA"のリンクからお問い合わせ下さい。)もしかしたら試乗もできるかもです。ザビエに聞いてみます。最後に、今回のインタースタイルでKKL Japanの大島氏(お隣はドナルド・タカヤマのシェイパーの石黒氏)に多大なご尽力をいただきました。本当にありがとうございました。また工場にお邪魔します!

2011年2月17日木曜日

Day 3

今日はインタースタイルの最終日。
残念ながら2日目はHagさんと私は参加できませんでしたが、大盛況だったとのことでした。いつもお世話になっている皆さんにお会いできなかったのがとても残念です。
さて、本日も多くの方に遊びに来ていただきました。
朝早くから杉Proのご家族とMarieProも遊びに来てくれました。今回はAlaiian=Alaiaを愛しAlaiaを動かしている皆さんのご協力で無事にこのイベントを成功させることができました。せっかくの機会でしたが接客に追われて、気が付けば写真を撮ることをすっかり忘れていました。毎度毎度情けない限りです。今回賛同していただいた皆さんのAlaia等をご紹介したいと思いますが、日本のマスターと仰がれる方々のAlaiaを詳細にご紹介できない事をお詫びいたします。

まず写真の右から、望月氏のAlaiaはスマートなアウトラインと、何と言ってもディープ6チャンネルが皆さんの目を引いていました。この匠の技は既に殿堂入りと言われています。
右から4本目の2枚重ねられたAlaiaは松本先生によるものです。とにかく小さく薄い板は手に取った全ての方が驚いていました。松本先生以外はとても乗れないと思います。
右から6本目の2枚重ねられたAlaiaは、勇一Proとともに日本のAlaiaの創世記を開拓された阿部氏によるものです。美しいアウトラインとこだわりの細工はマスターシェイパーならではのものです。
阿部氏のクークボックスについては後ほどご紹介します。
沖縄のザビエ氏はそのライフスタイルとともに精確なシェイプとコミカルでシュールなアートが大人気でした。
湘南の代理人であるDon-Bさんにも大変お世話になりました。畑Proはこのイベントのために新しいアライアをシェイプしていただきました。
展示されたバックサイドのシークエンスも格好良かったです。湘南の奇才、大場氏はフォームのフィンレスボードとスノー用のサーフボードを持参。このスノーサーフボードは注目の的でした。性能も実証済みです。鎌倉のサーフ・スケートビルダーの安藤氏はオイルステン仕上げの個性的なアライアで参加していただきました。まだまだ隠し玉があるとのこと。吉川Proは唯一千葉から参加です。今回はkadz miida氏のアートが施された新作を持ち込んで頂きました。パプアニューギニアのお話もとても楽しかったです。そして新しいプロジェクトについてこっそり教えていただきました。皆さんお楽しみに!川高氏は3日間の皆勤賞。搬入や撤収も大活躍でした。今回は独自の視点でシェイプした左右非対称のアライアとフィンレスボードで参加していただきました。左右非対称の理論は私も以前から提唱していたので熱く?語り合いました。今回のダークホースは遊佐氏の雪板でした。今シーズンのスノーのコンデションの良さに比例する注目度で、Alaiianブースの集客に大きく貢献していただきました。まだ間に合えば是非乗ってみたいです。素晴らしいクオリティです。ウッドクラフトワーカーの井上氏。職人さんの知識と技術力で阿部氏のクークボックスの作成に携わっています。そして私たちの乗るAlaiaのブランクスを作成していただいています。いつもありがとうございます。
計画中のウッドのサーフボード楽しみにしています。Alaiaのブランクスとなる桐の植林や桐材の作成、そして世界の桐の動向まで情報収集し将来について真剣に考えている伊藤氏。限られた資源を大切に使う事を教えていただきました。そして今回我々"Alaiian"にスペースを提供していただいた勇一Pro。秘蔵の写真やコレクションがとても居心地の良い空間になりました。創世記の杉のAlaiaの存在感も圧倒的でした。3日間を通してブースを管理・監督していただきました。本当にありがとうございました。

ここでは紹介できない多くの方によって、今回のイベントを成功させることができました。
正直に言いますと私個人の中では、今回でひと区切りと考えて全力で取り組みましたが、やり終えてみた今ではまたAlaiaのひとつ先が見えてきました。
まだまだ先があります。とても楽しみです。

みなさん本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。