今回のFISHFRY JAPANのゲストの目玉として開催前から話題になっていたのは、"Hydrodynamica"の製作を進めているRichard Kenvins氏の参加でした。
Richard Kenvins氏は、勇一PROの友人でもあるAndrew Kidman氏と共に"Swift movement"をプロデュースしている事も有名ですが、HydrodynamicaのトレーラーでSimmonsを駆って10フィートクラスの波をドロップするシーンを見て、凄いサーファーであることは充分理解していました。
ケンビンさんの第一印象は、独特な風貌も併せて、知的さと少々無愛想な感じから近寄りがたい独特のオーラがありましたが、私自身はその素朴な人柄に好感を持ちました。
そして驚いたのが、今回集まったAlaiaライダーの中で(日本のライダーはいつもの最高なAlaiianでした。)聖地ヌーサから来日したHarrison RoachやMatt Williams以上のベストパフォーマーがケンビンさんでした。
パワフルなパドリングで浮力の無いAlaiaにも拘わらず、誰よりも多くの波を捕らえ、レールを入れるとハイスピードで駆け抜けフィニッシュでロールイン。
私がこれまでイメージしていたAlaiaの繊細なイメージを覆すパワフルなライデイングはとても衝撃的でした。
近寄りがたい雰囲気から、こちらからは接触をしなかったのですが・・・
イベントも終盤を迎えた頃、ケンビンさんが勇一PROシェイプのAlaiaをチェック。
シェイプはもちろん、モデル名の「波乗桐丸煎餅」の刻印をに興味を持たれたみたいで、勇一PROはその意味を説明していました。
この時ケンビンさんが撮影した写真はHydrodynamicaのBlogに掲載されています。
(この写真のすぐ上に何故かRobbieボードを撤収している私も写っていました^^;)
チェックを終えた後「乗ってもいい?」「いいですよ。」
沢山のAlaiaの中から、6'4"の会津産の桐を使用した物をチョイス。
「ワックス塗ってもいい?」「ワックスはだめです。」
勇一PROから特別に許可が出たため、天然素材のBeewaxをたっぷり塗ると、膝サイズのショアブレイクの波に向かって行きました。
膝サイズのショアブレイクでも、素早いテイクオフからフェイスを見つけて走っていました。上手いです。
思ったより長くサーフィンして上がってきたので、「どうでした?」と質問したところ、「良かったよ。それよりキズが無いかチェックして。」という最低限の返事でした・・・
長時間サーフした事がフィーリングが良かった何よりの証だと思っています。
↑Phot by Yuichi Endo
隣に居たので気が付きませんでしたが、唯一の笑顔。
私が「Hydrodynamicaを早く見たいです。」と言ったら、「今作ってる途中だから。」というまったく無愛想な返事でした。
6'8" Jon Wegener at play in May. Photo by John Slavin. Posted by Hydrodynamica
ケンビン先生、Hydrodynamica早く見たいです。
こんにちは。フィッシュ・フライお疲れ様でした。楽しいイベントでしたね。
返信削除ケンヴィンさんのアライア、近くでみていましたが、まったくパワフルでアライアだという感じがしませんでした。スゴイというか、ますますファンになってしまいました。
東京でお会いしていたので海の中で「私覚えてますか?」と聞いたら一言「menehune」でした(笑)少しだけニコッとしてくれたような気もしました。
アライアのイベントもやってみたいですね。私はひたすら練習です。
ブログ、リンクさせていただいてもいいですか?
menehuneさん、お疲れ様でした。
返信削除おかげさまで楽しい時間を過ごす事ができました。ありがとうございました。
東京のイベント行きたかったです・・・
今度少し内容を教えて下さいね。
しかしケンビンさん、インパクトありましたね!
今後の活動も注目したいと思います。
Alaiaは私もまだまだ練習生です。
一緒に頑張りましょう。
リンクですがこちらこそよろしくお願いします。