2014年8月27日水曜日

John John Versus Kelly

夏が一気に終わってしまったような陽気です。
波も相変わらず小さいなか、昨日話題を独占したのはBillabong Pro Tahiti 2014のファイナルデーでした。
サーフィンの歴史の中で、その時代毎の名勝負やすばらしいライディングがありました。
このイベントのセミフィナルのケリーVSジョンジョンのヒートもサーフィン史に刻まれるものであると思いました。
ライブ観戦を逃した方は、是非じっくりとヒートアナライザーで全てを見て下さい。

正直、自分は最後の波でジョンジョンの逆転だと思いますが、ジャッジにどうこう言える状況ではなかったと思います。このコンデションのチョポでは、もう従来の10点満点ベスト2では判定できないのではないでしょうか。

しかしケリーのノーグラブは本当に凄いですね。
ファイナルでは残念(自分は)でしたが、最後の最後が凄かったです。
ニード9.33で残り時間1分50秒。抜けたら間違いなく10ポイントの波を捕まえましたが、スピッツに飲み込まれて万事休す。ここで勝負有りと思われましたが、しかしケリーは諦めずに全力でピークに戻り、なんと残り20秒でもう一度セットを掴みました。
残念ながら逆転には届きませんでしたが、1分30秒の間に2本のソリッドな波を捕らえた気迫と体力に最敬礼です。
万が一ワイプアウトしたら心肺的には極限状態だったでしょう・・・
感動しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿