今日は特別な出来事がありました。
昨年思い切って勇一Proにサーフボードをシェイプしてみたい、と思いを告げました。
正直シェイパーの方に素人が削ってみたいと言うのは失礼ではないかという葛藤もありましたが、結果はどうあれ以前から一度はやってみたいとずっと思っていた事です。
そして昨日勇一Proから「いつ削るんだよ!」というメールをいただきました。迷い無く明日行きます!と返事をしました。どんな板を削ろうかずっとずっと悩んでいましたが考えはまとまりました。目標は乗れる板です。まずノコギリでテールとノーズを落としました。アウトラインのカットもたくさんビデオで見てきた巨匠のようにノコギリで行こうと思いましたがどうも無理みたいです。ルーターで慎重にアウトラインを落として行きます。
勇一Proの手足でもある大切な道具を快く貸していただけるのが感激です。道具やテンプレートを傷つけないように緊張します。何とかアウトラインをカットしましたがラインが繫がっていないところがあるので修正します。今までずっと勇一Proの仕事を見学してきましたが、ひとつひとつの作業の〆をきっちり修正します。トータルでまとめるのではなくて、それぞれの工程でイーブンにします。私はAlaiaのシェイプをするときにいつもその事を真似してきましたが、今日ももちろん真似をします。そしてブランクスの表面を落としていく作業ですがここで恐怖のプレーナー。Alaiaのカンナも怖いですがパワーのあるプレーナーは一瞬が命取りになります。
じつはちょうど一年前にシングルフィンを作ってもらった時に少しだけボトムをシェイプしましたが・・・改めてレクチャーを受けて慎重に作業しました。かな~りヘロヘロです。自分はいつも見学しながら最も重要な工程の一つだと思っているので厳しい状態です。うーん。デッキも皮を剥いていきます。フォームの状態で厚みが8㎝ほどありましたが、荒削りで6.5㎝程度まで落とすことができました。今日はここまで。
まだまだ全工程の3分の1程度でしょうか。次の作業が待ちきれません。
勇一Proは忙しい中、ちょっとだけ教えてくれてあとは勝手にやっとけという感じですが、たまに見に来てくれてこれだけ写真を撮ってくれました。写真を見直すとぐっと来ます・・・
ありがとうございます。
明後日またお邪魔します。
中ちゃん、楽しそうですね/
返信削除本職の皆さんはいつも大変だと思いますが、私は最高に楽しいです!
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